今千春プロフィール

今千春写真
 越後新潟でも雪の深い長岡の地で、滋賀県の産出する原土と薪を燃料とする穴窯で仕事を続けるには沢山のハンディがありますが、この長岡の空気と自然、人から離れることが出来ず「越後の信楽焼き」として作陶を続けています。
信楽の原土は今ではとても貴重な資源となり、他の産地とともに今後の問題となっていますが、出来うる限り作品作りを続けてゆきたいと願っています。
 信楽焼きの元となる土と火、この二点を使うことで多種多様な景色と呼ばれる文様を自然に作り出し、特に緋色と呼ばれる赤みを帯びた発色は信楽焼きの持つ独特な色合いとなり又松薪の灰が高温で溶け出すことでビードロや窯変等のグリーンやグレーの色、トンボの目と呼ばれる景色も見所となっています。
これらの土を穴窯と呼ばれる窯で5〜6日間焚き続けることで素朴で力強い作品になります。なんと言ってもその魅力は使い続けるうちに変化をしてゆく事で、自分独自の風合いに育ててゆく楽しさにあります。
 長岡の地は伝統文化でもある茶道も盛んで、昔より宗徧流と呼ばれる流派を主に他の流派等の茶を楽しむ人も多く居ます。
以前より茶道の楽しみを教えて頂き、今では男子だけで流派を超えた茶を楽しむ「茶楽」という会も作り、作品を使っての楽しみとなっています。
1951年
新潟県長岡市生まれ
辻清明に師事、信楽焼きを学ぶ
1991年
焼き締め陶公募展入選
1992年
淡交ビエンナーレ茶道美術公募展
家元賞(奨励賞)受賞
新潟光風会奨励賞受賞
現 在
新潟県長岡市宮本の工房「木火窯」
福島県石川郡平田村の工房「陶工房千」
にて創作中
 

個展

東京
渋谷黒田陶苑
新宿伊勢丹本店
渋谷東急本店
銀座松屋
大阪
阪急梅田本店
名古屋
名古屋三越
新潟
新潟三越/新潟大和
長岡
ギャラリー紺
金沢
金沢大和本店
富山
斗々庵ギャラリー

他個展・グループ展多数

現在無所属、主に個展にて作品発表

信楽焼きとは

鎌倉時代以前より継続している古い窯のひとつで、 後世大きな産地となった代表的な六つの窯「瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前」の六窯を指す言葉です。 古陶磁研究科の小山冨士夫氏によって昭和23年ごろ 命名されたもので、信楽はその中でも最古のものの 一つとされています。 土味を生かした素朴な風合いが、年月を越えて多く の人々に愛されて来たということでしょう。

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